当院は日本脳ドック学会による質の審査に合格している日本脳ドック学会認定施設です。日本脳ドック学会監修「脳ドックのガイドライン 2019」に準拠し実施し、検査と説明は同日に行いますので、予約された1日のみの来院で済みます。

一般診察・神経学的診察・MR画像結果と今後の方針等に関しては、検査当日に実施する面談時の際に、所見の有無にかかわらず、全例ご説明致します。

採血等の検査結果・MR画像の説明内容を記した報告書は改めて後日お手元に郵送致します。

Aiやディープラーニングを導入した最新のMRI技術により頭部の検査一式は10分弱という短時間で行うことが可能になりました。
本検査により脳梗塞・脳腫瘍・脳動脈瘤・血管の狭窄/閉塞・脳動静脈奇形の有無などを確認出来ます。
頭部以外では頚椎・腰椎等の脊椎領域の撮像にも対応しています。

MRI　 
脳卒中、脳腫瘍、脳萎縮、白室病変、脳室拡大
MRA　
脳動脈瘤、血管狭窄、血管閉塞、脳動静脈奇形、もやもや病

脳ドック基本コースに加え、頚動脈MRA検査と血液検査を行います。 頭部MRAと同じように、頚部の血管を描出する検査です。頚動脈血栓の有無や、動脈硬化の程度などを検査することができます。脳梗塞手術の適応となる内頚動脈狭窄症（狭窄だけでは無症状です）の有無を確認できます。

日本脳ドック学会の推奨する検査内容となります。 頭部MRI検査(T1WI, T2WI, FLAIR, T2*)、頭部MRA検査、頚動脈MRA検査、血液検査、尿検査、心電図検査を行います。

画像診断の他に認知症の評価としてHDS-RとMMSEの問診も行います、所要時間は10分程度です。

脳ドック基本コースに加え記憶領域を司るといわれる海馬の検査を行います。早期アルツハイマー型認知症が確認できます。

早期の認知症 では最も早く海馬傍回(記憶に関わる部位) が萎縮することがわかっています｡MRI画像を利用し､この海馬傍回の体積の萎縮度を正常脳と比較します｡また認知症のなかでも手術で良くなる可能性がある正常圧水頭症の有無も併せて確認できます。